弥生会計からfreee会計へ移行する手順【法人・2026年版】デスクトップ版とオンライン版の違い、期首・期中の4パターン
私は弥生会計からfreee会計へ、期首に切り替えました。部門は使っておらず、開始残高は一度で合いました。この記事の手順・画面の名前は、freeeと弥生の公式ヘルプで 2026-09-25に確認 したものです。
結論
一人で移すなら、期首に切り替えて前期の仕訳は移さず、freeeには科目・補助科目と開始残高だけを入れるのがいちばん軽い形です。
結論の中身
- 移せるのは ①勘定科目・補助科目 ②開始残高 ③仕訳 ④固定資産台帳(法人のみ) の4つ。この順番で進めます。請求書の書式や、弥生側の自動仕訳の設定は移りません
- 期首に切り替えて、前期の仕訳は移さない のがいちばん手間の少ない形です。この場合、freeeに入れる数字は 開始残高だけ で済みます
- 仕訳を移すなら、弥生会計(デスクトップ版)の仕訳日記帳を 書式「汎用形式」・ファイル形式「カンマ区切り(CSV)形式」 で書き出し、freeeの [弥生会計仕訳インポート] で取り込みます。弥生会計 オンラインの仕訳は、この取り込みの対象外 です(freeeのテンプレートに写して取り込む)
freeeの法人向けプランは、有料プランの機能を 30日間無料 で試せます(一部機能に制限あり。お試しのあと自動で料金はかからず、作ったデータは有料プランに引き継がれる、と公式サイトに書かれています。2026-09-25にfreee会計の公式サイトで確認)。移行の練習を本番の前にするなら、ここで一度取り込んでみるのが早道です。
この記事が役に立つ人
- 弥生会計を使っていて、freee会計への乗り換えを決めた(または決めかけている)法人の担当者
- 従業員10人前後の会社で、経理を一人で担当していて、移行も自分でやる人
乗り換えるかどうかをまだ決めていない場合は、先に 会計ソフトを乗り換えるか決めるときに、一人経理が見る5項目 を読むと、この記事の手順をやるべきかが決まります。
まず、使っている弥生会計の種類を確かめる
弥生会計には、パソコンに入れる デスクトップ版(弥生会計 スタンダード・プロフェッショナルなど)と、ブラウザで使う 弥生会計 オンライン、弥生会計 Next があります。freeeへの書き出し方が版によって違う ので、最初にここを確かめます。
| 使っている弥生会計 | 弥生側で書き出せるもの | freeeへの入れ方 |
|---|---|---|
| デスクトップ版 | 勘定科目一覧表・補助科目一覧表・残高試算表・仕訳日記帳・固定資産一覧を、それぞれ[ファイル]→[エクスポート]で書き出せる | freeeに弥生会計専用の取り込み(科目・開始残高・仕訳・固定資産)がある。この記事の手順どおりに進められる |
| 弥生会計 オンライン | [高度な機能]→[弥生データのエクスポート]で「期首残高」と「取引データ」をテキストファイルで書き出せる | freeeのヘルプでは、オンラインの仕訳は弥生会計専用の取り込みの対象外。freeeの「仕訳データ等のインポートテンプレート」に写して取り込む |
| 弥生会計 Next | [設定]→[エクスポート]で、仕訳と期首残高をCSV(Zipファイル)で書き出せる。書き出し先に「他社製品」を選べる | freeeのヘルプに、Nextからの移行の記載は見当たらない(2026-09-25時点)。他社会計ソフトからの取り込みの形に合わせることになると考えられる(推定) |
出典:データのエクスポート(弥生会計)/弥生データのエクスポート(弥生会計 オンライン)/仕訳や期首残高のデータをエクスポートする(弥生会計 Next)
オンライン版・Next版の人は、下の「弥生会計 オンライン・Nextの場合」を先に読んでください。 デスクトップ版の人は、このまま順に進めます。
移すデータ・移さないデータ
| データ | 移せるか | 使う機能・メモ |
|---|---|---|
| 勘定科目・補助科目 | 移せる | freeeの[弥生会計勘定科目インポート][弥生会計補助科目インポート]。補助科目は、freeeでは「口座・取引先・品目」のどれかに置き換わる |
| 開始残高 | 移せる | 弥生の残高試算表(貸借対照表)を取り込む。取引先ごとの残高は「補助残高一覧表」で続けて取り込む |
| 仕訳 | 移せる(デスクトップ版) | [弥生会計仕訳インポート]。前期の仕訳は、前期と比べる必要があるときだけ移す |
| 固定資産台帳 | 移せる(法人のみ) | [固定資産のインポート(弥生会計)]。売却のデータは取り込めず、除却だけ対応 |
| 請求書の書式・自動仕訳のルール・摘要の登録 | 移らない | freeeで作り直す |
| 前期までの帳簿そのもの | 移さずに保存 | 弥生会計のデータのまま、帳簿をPDFなどで残す(後述の「弥生会計のデータの保存」) |
期首か期中か:freeeが示す4つのパターン
freeeのヘルプは、乗り換えを「いつ切り替えるか(期首/期中)」と「前期と比べたいか(あり/なし)」の組み合わせで、4つに分けています。
| パターン | やること | 手間 |
|---|---|---|
| ① 期首 × 前期と比べない | 当期の期首時点の開始残高を登録する だけ | いちばん少ない |
| ② 期首 × 前期と比べる | 前期の会計年度に切り替える → 前期の期首の開始残高を登録 → 前期の仕訳を移す → 前期の年度締め | 多い |
| ③ 期中 × 前期と比べない | 開始残高を登録 → 今期の期首から直近までの仕訳を移す | 中くらい |
| ④ 期中 × 前期と比べる | ②の4つ → 今期の仕訳を移す | いちばん多い |
出典:【法人】他社会計ソフトからのデータ乗り換えの流れまとめ
一人で移すなら、①を選ぶのが現実的 です。前期との比較は、弥生会計で出した前期の決算書や試算表をPDFで横に置けば用が足ります。
期中に切り替える(③④)と、1つの事業年度の帳簿が2つのソフトにまたがらないよう、期首からの仕訳をすべてfreeeに寄せる必要があります。決算の月まで待てない事情がない限り、次の期首まで弥生会計で続け、その間にfreeeの無料お試しで科目の対応を作っておく方が、一人担当の負担は小さくなります。
移す前に決めておくこと
1. 顧問税理士がfreeeに対応しているか
最初に確かめるのはここです。私が会計ソフトを選ぶときの決め手も、税理士が対応しているかでした。税理士がfreeeで帳簿を見られないと、決算のたびにデータを書き出して渡す作業が増えます。聞くことは3つで足ります。
- freee会計で帳簿を見て、決算・申告をしてもらえるか
- 移行の作業(科目の対応づけ・開始残高)を見てもらえるか、見てもらう場合の費用
- 切り替える期を、いつにするのがよいか
2. 消費税の経理方式(税込か税抜か)
弥生会計で書き出した仕訳は、税込経理だと消費税額の欄が空欄、税抜経理だと消費税額が入った状態 で出力されます。freeeの設定を弥生会計と同じ経理方式にしてから取り込みます(弥生会計から仕訳データを移行する)。
3. 補助科目を、freeeの何に置き換えるか
freeeには補助科目がなく、口座・取引先・品目 で代わりに管理します。補助科目を取り込む画面で、補助科目ごとに口座・取引先・品目のどれに当たるかを選びます(弥生会計から勘定科目・補助科目を移行する)。ここで迷うと後から直すのが大変なので、先に一覧を作っておきます。
| 弥生会計の補助科目の例 | freeeで置き換える先 | 決め方 |
|---|---|---|
| 普通預金の「○○銀行」 | 口座 | 預金・カード・現金は口座にする。freeeの口座名と補助科目名をそろえる |
| 売掛金・買掛金の「○○社」 | 取引先 | 相手ごとに残高を追うものは取引先 |
| 通信費の「電話」「インターネット」、消耗品費の中の分け方 | 品目 | 何に使ったかで分けるものは品目 |
弥生で部門を使っていた場合、部門は補助科目の取り込みでは選べないので、freeeで部門を別に作ります(部門を使っていなければ要りません)。
私はfreeeで、車両費からガソリン代を分けたり、通信費を細かく分けたりと、独自の科目を作っていました。タグは主に品目を使っていました。科目として分けるか、品目で分けるか は会社ごとの好みですが、どちらにするかを移す前に決めておくと、仕訳の取り込みで迷いません。
4. 口座の連携を始める日
freeeで銀行口座やカードを連携すると、明細が自動で入ってきます。開始残高を入れる日(期首)より前の明細まで取り込むと、弥生から移した仕訳と二重になります。 連携で取り込む期間は、freeeで入力を始める日からにそろえます。
手順(弥生会計 デスクトップ版からfreee会計へ)
画面の名前は、各公式ヘルプの表記に合わせています。画面が変わることがあるので、作業の前に段ごとのリンク先も開いてください。
① freeeの初期設定:会計期間・消費税
事業所の情報、会計期間、消費税の設定(課税方式・経理方式・端数処理)を先に入れます。経理方式は弥生会計と同じ にします(上の「2」)。
- 事業所・会計期間の設定:freee会計の初期設定の流れ(設立2期目以降法人の場合)
- 経理方式を弥生会計と同じにする:弥生会計から仕訳データを移行する
② 勘定科目・補助科目を移す
弥生会計側:[設定]メニュー →[科目設定]→[ファイル]メニュー →[エクスポート]で、「勘定科目一覧表」「補助科目一覧表」を 汎用形式・カンマ(CSV)形式 で保存します。
freee側:[マスタ・口座]メニュー →[勘定科目]→[インポート]→[弥生会計勘定科目インポート](補助科目は[弥生会計補助科目インポート])。勘定科目は「カテゴリー」「決算書の表示名」「消費税区分」などを、補助科目は口座・取引先・品目のどれに当たるかを選んで[登録する]。
科目を最初に移すのは、あとで入れる残高と仕訳が、科目の名前で突き合わされるからです。ここがずれていると、次の段で止まります。
③ 口座を登録する
弥生会計は「普通預金」のように 預金の種類ごと、freeeは「▲▲銀行(普通)」のように 口座ごと に残高を持ちます。開始残高を入れる前に、freeeで口座を作っておきます。補助科目で銀行を分けていた場合は、その名前とfreeeの口座名をそろえます。
④ 開始残高を移す
弥生会計側:[集計]メニュー →[残高試算表(月次・期間)]→[ファイル]メニュー →[エクスポート]。貸借対照表を、汎用形式・カンマ(CSV)形式で書き出します。
freee側:[その他設定]メニュー →[開始残高]→[残高データをインポート]で、乗り換え元に「弥生会計」を選んで取り込みます。「弥生残高試算表」を取り込んだあとに「補助残高一覧表」 の順です。
借方と貸方の合計が合わないまま登録すると、freeeに「未確定勘定」という科目が自動で足されます(【法人】開始残高を設定する)。未確定勘定が出たら、そのまま進めずに原因を探します。
パターン①(期首・前期と比べない)なら、ここで移行は終わりです。⑦の確認に進みます。
⑤ 仕訳を移す(パターン②③④のとき)
弥生会計側:[帳簿・伝票]から仕訳日記帳を開き、移す期間を表示した状態で[ファイル]→[エクスポート]。書式「汎用形式」、ファイル形式「カンマ区切り(CSV)形式」 で書き出します。ファイル名の最後が「.txt」になっていたら「.csv」に直します。
freee側:[取引入力]メニュー →[振替伝票]→ 右上の[インポート]→[弥生会計仕訳インポート]。ファイルを選び、科目のカテゴリーと決算書の表示名、補助科目の置き換え先を選んで[登録する]。結果は[インポート履歴]タブで見られます。
1回に取り込めるのは5,000行以内 です(超えると「5000行以上のデータはアップロードできません」というエラーが出る)。10人規模でも1年分の仕訳は5,000行を超えることがある(推定)ので、最初から月ごとか四半期ごとに分けて書き出す と、やり直しが減ります。分けたファイルのそれぞれに見出しの行を残します(乗り換え(データ移行)のトラブルシューティング)。
⑥ 固定資産台帳を移す(法人のみ)
弥生会計側:[拡張機能]メニュー →[固定資産管理]→[固定資産一覧]→[ファイル]→[エクスポート]。
freee側:[決算申告]メニュー →[固定資産台帳]→[インポート]→[固定資産のインポート(弥生会計)]。
⑤で減価償却の仕訳も取り込んだ場合は、今年度の減価償却費を「計上しない(来年度から)」にします。 そうしないと、減価償却費が二重になります。売却した資産のデータは取り込めない(除却だけ対応)ので、売却したものは手で直します。
⑦ 移したあとの確認
下の「突き合わせのチェック表」で、弥生会計とfreeeの数字を合わせてから、freeeでの入力を始めます。
弥生会計 オンライン・Nextの場合
freeeのヘルプには、「弥生会計オンライン」の仕訳データは弥生会計専用の取り込みの対象外で、freeeの仕訳のインポートテンプレートに写して取り込む と書かれています。手順はこうなります。
- 弥生会計 オンラインの[高度な機能]→[弥生データのエクスポート]で、「期首残高」と「取引データ」を書き出す
- freeeの[取引入力]→[振替伝票]→[インポート]→[他社会計ソフト仕訳のインポート]からテンプレート(Windowsは「仕訳インポート(Shift-JIS)」、Macやスプレッドシートは「仕訳インポート(UTF-8)」)を取り、取引データを写す。見出しの行は消さない
- テンプレートを取り込む。こちらの取り込みは1ファイル50,000行まで
弥生のヘルプに載っているオンライン版の書き出しは「期首残高」と「取引データ」の2つで、勘定科目一覧・補助科目一覧の書き出しは載っていません。期首残高のファイルがfreeeの[弥生会計]の開始残高インポートで読めるかは、freeeのヘルプに記載がありません(2026-09-25時点)。読めない場合は、freeeで科目を手で作り、開始残高は [その他設定]→[開始残高]→[開始残高インポート・エクスポート]→[インポート - 他社ソフト形式]で「その他会計ソフト」を選び、勘定科目と残高を並べたCSVで入れる形になると考えられます(推定。その他の会計ソフトから開始残高を移行する)。預金は補助科目ではなく、口座として登録します。
弥生会計 Nextは、書き出し先に「他社製品」を選ぶとCSVが出せますが、freeeのヘルプに受け入れ方の記載がありません。Nextの人は、期首に切り替えて開始残高だけを入れる形(パターン①)にすると、書き出しの形式の違いで止まる所がほとんど残りません(推定)。
弥生とfreeeのズレ:どこで止まりやすいか
| ズレ | 弥生会計 | freee会計 | どうするか |
|---|---|---|---|
| 補助科目 | 科目の下に補助科目 | 口座・取引先・品目(タグ)で管理 | 移す前に置き換え先の一覧を作る(上の表) |
| 預金 | 預金の種類ごと(普通預金など) | 口座ごと(▲▲銀行(普通)など) | 開始残高の前に口座を作り、名前をそろえる |
| 消費税の経理方式 | 税込なら税額欄は空、税抜なら税額が入る | 設定した経理方式で読む | freeeの経理方式を弥生と同じにしてから取り込む |
| 税区分 | 弥生の税区分名 | 取り込み時にfreeeの税区分へ対応づける | 一度取り込んだ組み合わせは次回も同じ内容で取り込まれる。間違えたら「他ソフトから読み込んだ科目のインポート設定」から消して直す |
| 部門 | 部門 | 部門(タグの一つ) | 補助科目の取り込みでは部門を選べないので、使っていた場合はfreeeで別に作る。使っていなければ設定しない |
| 仕訳の入力の形 | 仕訳日記帳・振替伝票 | 取引(収入・支出)と振替伝票 | 移した過去の仕訳は振替伝票として入る。新しい期は取引の形で入れる |
税区分を取り違えたときの直し方:他ソフトから読み込んだ科目のインポート設定を管理する
突き合わせのチェック表
移したあと、freeeでの入力を始める前に、次の4つを弥生会計の数字と突き合わせます。1つでも合わなければ、先に進まずに原因を探します。
| 見るもの | 弥生会計で見る所 | freeeで見る所 | 合っている状態 |
|---|---|---|---|
| 件数 | 書き出した仕訳の行数(CSVの行数から見出しを除く) | 仕訳帳(振替伝票)を、取り込んだ期間で絞って数えた件数 | 同じ。分けて取り込んだ場合は合計で同じ |
| 合計 | 仕訳日記帳の借方合計・貸方合計 | 取り込んだ期間の仕訳帳の合計 | 借方・貸方とも1円まで同じ |
| 残高 | 残高試算表(貸借対照表)の、預金・売掛金・買掛金・未払金・借入金 | 試算表の同じ科目。預金は口座ごとの合計が「普通預金」の額になるか | 科目ごとに同じ。未確定勘定が0円 |
| 期間 | 書き出した最初の日と最後の日 | 取り込んだ仕訳の最初の日と最後の日 | 月の抜け・重なりがない |
残高で特に見るのは、預金(通帳の残高とも合わせる)、売掛金・買掛金(取引先ごとの残高)、借入金 です。ここは毎月の業務でいちばん触る所なので、ずれたまま始めると、月次の締めのたびに原因の分からない差が残ります。私のときは開始残高が一度で合いました。合っても合わなくても、この4つは確かめてから入力を始めてください。
弥生会計のデータの保存と、解約のタイミング
法人の帳簿書類は、確定申告書の提出期限の翌日から7年間 保存します。青色申告で欠損金が出た事業年度は 10年間 です(国税庁 No.5930 帳簿書類等の保存期間)。
移したのが開始残高だけ(パターン①)なら、前期までの帳簿はfreeeに入っていません。弥生会計をやめる前に、次のものを弥生会計から出して保存します。
- 各期の仕訳日記帳・総勘定元帳・残高試算表・決算書(PDFとCSVの両方)
- 固定資産台帳
- 弥生会計のバックアップファイル(デスクトップ版)
弥生会計 オンラインなどのクラウドサービスは、解約した契約で使っていたデータは、再契約しても引き継げない と弥生のヘルプにあります(解約したクラウドサービスを再契約したい)。解約は、前期の決算と申告が終わり、書き出しを確かめてから にします。
つまずきやすい所
- 前期の決算が終わる前に切り替えた — 期首に切り替えても、前期の決算整理(未払・減価償却・税金など)は新しい期に入ってから弥生会計で入れることが多く、そのたびに前期末の残高が変わります。freeeの開始残高は [その他設定]→[開始残高]から直せるので、前期の申告が終わった時点で、もう一度残高試算表を突き合わせます。freeeで年度締めをした後は直し方が変わるので、その前に済ませます
- 「CSVの読み込みに失敗しました。ファイルサイズが大きすぎるか、ファイルの中身が不正でないかご確認ください。」 — 書き出しの書式が「汎用形式」になっていないのが原因です。汎用形式で書き出し直します
- 「5000行以上のデータはアップロードできません。」 — 仕訳を5,000行以内に分けて取り込みます。分けたファイルのそれぞれに見出しの行を残します
- 開始残高で「貸借が一致しません」 — freeeのヘルプでは、明細の行だけを抜き出して「その他」から取り込む方法が案内されています
- 口座連携の明細と、移した仕訳が二重になった — 連携で取り込む期間の始まりを、freeeで入力を始める日にそろえます
- 減価償却費が二重になった — 仕訳で減価償却を移したのに、固定資産台帳の取り込みで今年度分も計上した場合です(⑥)
- 取り込み履歴を消したら、取り込んだ仕訳も消えた — 他社会計ソフトのインポートでは、履歴の横の[削除]で取り込んだデータ自体も消えます。やり直すとき以外は押しません
エラーの一覧:乗り換え(データ移行)のトラブルシューティング
よくある質問
前期の仕訳は移した方がいいですか
前期とfreeeの画面で比べたい理由がなければ、移さなくてかまいません(パターン①)。前期の数字は弥生会計から出した決算書と試算表で見られます。移すと、前期の開始残高・前期の仕訳・前期の年度締めまでfreeeでやることになります。
弥生会計 オンラインからでも移せますか
移せます。ただし仕訳は、freeeの弥生会計専用の取り込みではなく、freeeのテンプレートに写して取り込みます。期首に切り替えて開始残高だけを入れるなら、写す作業はほとんど要りません。
移行にどのくらい時間がかかりますか
パターン①なら、科目の置き換え先を決める所が作業の大半で、取り込み自体は短く済みます。仕訳を移すパターンは、取り込みより突き合わせに時間がかかります。1回で合わないことを前提に、決算の月を避けて日程を取ります。
移行は税理士に頼んだ方がいいですか
科目の対応づけと開始残高は、決算書の数字に直結します。自分で移す場合も、取り込んだあとの残高試算表を顧問税理士に一度見てもらうと安心です。相談先の分け方は 一人バックオフィスの相談先 にまとめています。
まとめ
- まず、使っている弥生会計が デスクトップ版・オンライン・Next のどれかを確かめる。書き出し方が違う
- 一人で移すなら 期首に切り替えて、開始残高だけを入れる 形がいちばん軽い
- 順番は 初期設定 → 科目・補助科目 → 口座 → 開始残高 → 仕訳 → 固定資産。仕訳は「汎用形式・カンマ区切り」で、5,000行以内に分け、どのファイルにも見出しの行を残して取り込む
- 移したら 件数・合計・残高・期間 の4つを突き合わせてから始める。弥生会計は、前期の申告と書き出しが終わってから解約する
本番の前に、freeeの無料お試しで科目の取り込みまでを一度やっておくと、置き換え先で迷う所が先に分かります(freee会計の公式サイト)。