一人で回す

【10人規模・2026年版】freee・マネーフォワード・SmartHR×ジョブカンの組み合わせ比較:会計〜労務の年額は約16万〜24万円(公式料金からの推定)

この記事で運営者が使ったもの
freee会計、freee人事労務、マネーフォワード クラウド(ビジネスプラン)、SmartHR、ジョブカン
使っていないもの(公式の情報をもとに)
この記事の A・B・C の組み合わせと年額(2026-09-25時点の公式の料金から作り直したもの)

結論

組み合わせは料金表より先に、顧問税理士が対応している会計ソフトと、今の給与・勤怠を変えるかどうかで決まります。

先に確かめることこうなら組み合わせ
顧問税理士が対応している会計ソフトfreee会計だけA:freeeでそろえる(または C の会計をfreee会計に)
同上マネーフォワード クラウド会計だけB:マネーフォワードでそろえる(または C の会計をマネーフォワードに)
今の給与・勤怠ジョブカンで回っていて、変えたくないC:SmartHR×ジョブカン+会計ソフト

10人での年額は、公式の料金から出した 推定 です(年払い・10人全員が給与・勤怠・経費の対象・税抜※)。

組み合わせ10人の年額(推定)月あたり契約の数会計へ給与の仕訳が入る道
A:freeeでそろえる(会計スタンダード+freee人事労務)約24.0万円約19,980円2契約・1社料金ページのスタンダードの特徴に「給与連携」あり
A:freeeでそろえる(会計スターター+freee人事労務)約19.8万円約16,480円2契約・1社要確認(料金ページから読み取りきれず)
B:マネーフォワードでそろえる(ビジネスプラン)約16.2万円約13,480円1契約同じシリーズで連携(公式ヘルプあり)
C:SmartHR(¥0プラン)×ジョブカン勤怠・給与+会計ソフト約16.8万〜21.0万円約13,980〜17,480円3契約・3社要確認(公式ヘルプで確かめきれず)

※ freee会計の料金ページには税抜・税込の表示がないため、ほかの製品と同じく 税抜と仮定して 足しています。freee人事労務・マネーフォワード クラウドの料金は、公式に税抜と書かれています。

  • 料金だけなら B がいちばん低く出ます。ただし顧問税理士が対応している会計ソフトが先に決まっているなら、それが最初の分かれ道です
  • A と B は「1社でそろえる」形で、つなぎの設定も問い合わせ先も1社で済みます。C は、今ジョブカンで勤怠・給与が回っていて変えたくない会社の形です
  • マネーフォワード クラウドは 2027年6月1日以降の更新から 基本料金が上がります。B は改定後、年払いで約16.8万円です(下の表)

広告:freee会計を30日間無料で試す(法人向け) / マネーフォワード クラウドを1か月無料で試す(法人向け) / SmartHRを15日間無料で試す

申し込む前に気になりやすい3つ:

この記事が役に立つ人

  • 従業員10人前後の会社で、経理と労務を一人で担当していて、ツールの組み合わせを決め直したい人
  • 「freee と SmartHR」「SmartHR と マネーフォワード」「ジョブカン と SmartHR」のように、製品を1対1で比べた記事は読んだが、会計まで入れた合計 がいくらになるか分からない人
  • 社長と顧問税理士に、組み合わせ案を年額つきで出したい人

私が使った範囲

私は、freee会計・freee人事労務・マネーフォワード クラウド・SmartHR・ジョブカンを使ったことがあります。マネーフォワード クラウドは最初から使っていました。

最後は、会計・給与・勤怠・労務・経費をすべてマネーフォワード クラウドでそろえていて、法人プランはビジネスプランでした。

給与・勤怠・経費から会計へ仕訳が入るようにつないでいました。freee人事労務を使っていたときは、給与の仕訳を会計freeeへ連携していました。会計ソフトは、顧問の税理士が対応しているかで決めていました。

10人規模の会社で、バックオフィスのSaaSの合計は 月2万円以下 でした。これは組み合わせと時期を分けていない額で、上の A・B・C のどれかと同じ構成の額として比べられるものではありません。

当時、ツールを並べて比べる検討は特にしていません。この記事の比較は、2026-09-25時点の公式の料金と機能から作り直したもの で、私の当時の内訳ではありません。

先に決める順番:税理士→今の給与・勤怠→年額

組み合わせは、料金表より先に次の順で絞ると早く決まります。

順番確かめることこうなら候補
1顧問税理士が対応している会計ソフトfreee会計だけA か、C の会計をfreee会計に
1同上マネーフォワード クラウド会計だけB か、C の会計をマネーフォワードに
1同上どちらでもよい2へ
2今、給与・勤怠をどこで回しているかジョブカンで回っていて、変えたくないC
2同上エクセル・紙、またはまだ決まっていないA か B
310人での年額下の内訳で、自社の人数に置き換えて比べる—

税理士の対応を最初に置くのは、決算と申告の受け渡しは会計ソフトで決まり、会計ソフトを決めると給与・勤怠の「同じシリーズ」も決まるからです。

10人で年いくらか:組み合わせごとの内訳

前提:従業員10人、全員が給与・勤怠・経費の対象、会計ソフトを触る人は3人以内、税抜。人数で増える料金(従量課金)を入れています。基本料金だけで比べると、10人の会社では安く出すぎます。

A:freeeでそろえる

契約年払い月払い×12か月出し方
freee会計 スタンダード107,760円143,760円年払い月8,980円/月払い月11,980円
(freee会計 スターターの場合)(65,760円)(87,360円)年払い月5,480円/月払い月7,280円
freee会計の経費精算(10人)36,000円36,000円申請・承認をした人1人につき月300円
freee人事労務 スタンダード(勤怠を含む)96,000円110,400円5名分 年払い月4,000円/月払い月5,200円+6名目から1名月800円
合計(会計スタンダード)239,760円290,160円
合計(会計スターター)197,760円233,760円
  • freee会計の料金ページでは、スタンダードの特徴に「給与連携」が挙がっています。スターターで給与の仕訳連携がどこまで使えるかは、申し込む前に公式で確かめてください(この記事の確認では、料金ページから読み取りきれませんでした)
  • freee会計の料金ページには、税抜・税込の表示が見当たりませんでした。ほかの製品と同じく 税抜と仮定して 足しています(freee人事労務の料金ページには「税抜き」の表示があります)
  • freee人事労務は、勤怠の打刻・有給の自動付与がスタンダードから、入退社の手続き・従業員が入力する年末調整がスターターからです。給与計算とマイナンバー管理は全プランにあります

出典:freee会計 法人向け料金プラン/freee人事労務 料金プラン

B:マネーフォワードでそろえる(ビジネスプラン)

契約・従量課金年払い月払い×12か月出し方
基本料金(ビジネス)77,760円95,760円年払い月6,480円/月払い月7,980円
給与(5名を超えた分)18,000円18,000円1名月300円×5名
勤怠(5名を超えた分)18,000円18,000円1名月300円×5名
経費(5名を超えた分)30,000円30,000円1名月500円×5名
社会保険・年末調整・マイナンバー(各5名を超えた分)18,000円18,000円1名月100円×5名×3サービス
人事管理0円0円10名分まで基本料金に含まれる
合計161,760円179,760円
2027年6月の改定後167,760円191,760円基本料金が年83,760円/月8,980円に
  • 10人で給与か勤怠を回すなら、プランは ビジネスが前提 です。スモールビジネスは、会計・経費・給与・勤怠・人事管理などが 各サービス3名まで です
  • 改定のお知らせには、人数に応じた従量課金の単価の変更は書かれていません(2026-09-25時点)

出典:マネーフォワード クラウドの料金/従量課金対象はどのようにカウントされますか?/「スモールビジネスプラン」では何名までユーザーを登録できますか?/料金体系の一部改定について

C:SmartHR(¥0プラン)×ジョブカン勤怠・給与+会計ソフト

契約年額出し方
SmartHR ¥0プラン0円従業員30名以下の会社向けの無料プラン
ジョブカン 勤怠・給与パック(10人)66,000〜102,000円1ユーザー月550円から(公式)。上の端は勤怠管理の機能数で変わり、月850円と見た 推定
会計:freee会計 スターター+経費精算(10人)101,760円65,760円+36,000円(年払い)
会計:マネーフォワード クラウド ビジネス(会計・経費だけ使う)107,760円77,760円+経費の超過30,000円(年払い)
合計167,760〜209,760円会計をどちらにするかと、勤怠管理のプランで変わる
  • SmartHRの ¥0プランは、労務管理プランと同じ機能(入社手続き・雇用契約、年末調整、給与明細など)が使えます。チャットサポートと有料オプションは使えません。従業員が30名を超えるか、有料オプション(給与計算・勤怠管理など)を足すと有料プランになり、料金は見積もりです
  • SmartHRの有料プランは、契約月の翌月に 1年分を一括で払う 決まりです(公式のよくある質問)
  • ジョブカン給与計算は、マイナンバー管理・Web給与明細・年末調整を含めて1ユーザー月400円です。SmartHRとジョブカンの両方に年末調整と給与明細がある ので、どちらでやるかを先に決めます
  • マネーフォワードを会計に使う場合、経費を10人で使うと、スモールビジネス(各3名まで)には収まらないため、ビジネスで出しています

出典:SmartHR 料金プラン/SmartHR よくある質問(¥0プラン)/ジョブカン勤怠・給与パック/ジョブカン給与計算 プラン・料金/ジョブカン勤怠管理 プラン・料金

手間で比べる:契約・つなぎ・問い合わせ先

年額の差より、一人担当にとって重いのは「つなぐ本数」と「止まったときに誰に聞くか」です。

A:freeeB:マネーフォワードC:SmartHR×ジョブカン+会計
契約・請求書2つ(同じ会社)1つ3つ(3社)
従業員を登録する起点freee人事労務(会計へ人事マスタを連携)シリーズの中SmartHR(ジョブカンへ従業員情報を書き出し)
設定するつなぎ人事労務→会計(給与の仕訳)勤怠→給与、給与→会計、経費→会計SmartHR↔ジョブカン(従業員情報)、ジョブカン勤怠→給与、給与→会計
給与→会計の仕訳会計スタンダードは料金ページに「給与連携」あり/スターターは要確認確定処理した給与が会計の「給与から入力」に出る要確認(公式ヘルプで確かめきれず)
止まったときの問い合わせ先freeeマネーフォワードどこで止まったかを切り分けてから、3社のどれか
法改正・料金改定を見張る先1社1社3社

C の「給与→会計」は注意が要ります。ジョブカン給与計算の仕訳を会計ソフトへどう渡すかは、この記事の確認(2026-09-25・2026-09-26)では公式ヘルプで確かめきれませんでした。できないという意味ではありません。C を選ぶなら、ジョブカン給与計算の仕訳を、使う会計ソフトに取り込めるかを、申し込む前にジョブカンと会計ソフトの会社の両方に確かめてください。

つなぎの出典:

判定表(公式の情報で確かめた範囲)

判定は、上の年額と、公式の料金ページ・ヘルプで確かめた事実だけで付けています。使い心地の好みや、使ったときの感想は入れていません。とくに C の列(SmartHR・ジョブカンの各製品)は、公式の情報だけで付けています。公式で確かめきれなかった所は、記号を付けずに「要確認」と書いています。

判定の基準A:freeeB:マネーフォワードC:SmartHR×ジョブカン+会計
10人の年額(税抜〔freee会計は仮定〕・年払い・推定)○ 約24.0万円(会計スタンダード)/約19.8万円(会計スターター)◎ 約16.2万円(改定後 約16.8万円)○ 約16.8万〜21.0万円
給与の仕訳が会計へ入る道◎ 会計スタンダード(料金ページに「給与連携」)/スターターは要確認◎ 同じシリーズで連携(公式ヘルプあり)要確認:公式ヘルプで確かめきれず
契約と問い合わせ先の少なさ○ 2契約・1社◎ 1契約△ 3契約・3社
料金を先に社長へ出せるか◎ 公開されている◎ 公開されている○ SmartHRは¥0の範囲だけ。超えると見積もり
申し込み(広告)freee会計を30日間無料で試す / freee人事労務を見る1か月無料で試すSmartHRを15日間無料で試す / ジョブカン勤怠管理を30日間無料で試す

向かない会社・欠点

A:freeeでそろえる

  • 顧問税理士がfreee会計に対応していない会社
  • 年額は3つの中で高めに出ます。とくに会計をスタンダードにすると、会計だけで年10万円を超えます
  • freee会計をスターターにして費用を下げる場合は、給与の仕訳連携の範囲を先に確かめる必要があります

B:マネーフォワードでそろえる

  • 顧問税理士がマネーフォワード クラウド会計に対応していない会社
  • 10人だとスモールビジネスでは回らず、ビジネスが前提です。年額の半分ほど(年84,000円)は人数で増える従量課金なので、人が増えるとその分だけ上がります
  • 2027年6月1日以降の更新から基本料金が上がります(年払いで年6,000円)。上がる時期は更新日で決まります。詳しくは マネーフォワード クラウドの法人料金改定(2027年6月)

C:SmartHR×ジョブカン+会計

  • 一人担当で、止まったときの切り分けに時間を割けない会社(3社のどこで止まったかを、まず自分で見分ける必要があります)
  • 従業員が30名を超える見込みがある会社、チャットで質問したい会社(¥0プランの外になり、SmartHRは見積もりになります)
  • 給与の仕訳を会計に自動で入れたい会社(ジョブカン給与計算から会計ソフトへの道を、先に確かめる必要があります)

社長・税理士に出すときの一言

組み合わせを決めるのは、10人の会社ではたいてい社長と顧問税理士です。そのまま貼って【 】を埋めて使えます。

バックオフィスのソフトの組み合わせ案です(従業員10人・税抜・年払い・公式料金からの試算。freee会計は料金ページに税の表示がないため税抜と仮定)。
案A freeeでそろえる:年【約24.0万】円(会計スタンダード)/年【約19.8万】円(会計スターター。給与の仕訳連携は要確認)/契約2つ
案B マネーフォワードでそろえる:年【約16.2万】円(2027年6月以降の更新から年約16.8万円)/契約1つ
案C SmartHR+ジョブカン+会計ソフト:年【約16.8万〜21.0万】円/契約3つ
先生(顧問税理士)が対応している会計ソフトを確認のうえ、【案○】を提案します。

顧問税理士に聞くのは、次の3つで足ります。

  1. 対応している会計ソフトはどれか(freee会計/マネーフォワード クラウド会計)
  2. 決算・申告のとき、会計データをどう受け渡すか(招待するか、書き出して渡すか)
  3. 給与の仕訳を、会計ソフトにどの形で入れておいてほしいか(部門・補助科目の分け方)

つまずきやすい所

  • 基本料金だけで比べる — 10人の会社は、B で年84,000円、A で経費精算だけでも年36,000円の従量課金が別にかかります。人数を入れて比べます
  • C で年末調整と給与明細が二重になる — SmartHRにもジョブカン給与計算にもあります。どちらで回すかを決めてから、使わない側の設定を止めます
  • SmartHRの¥0プランのまま人数が増える — 30名を超えると有料プランになり、料金は見積もりです。年1回一括払いなので、予算の月がずれます
  • マネーフォワードをスモールビジネスで見積もる — 各サービス3名までなので、10人の給与・勤怠・経費は収まりません
  • freee会計のスターターで給与の仕訳連携を前提にする — 料金ページではスタンダードの特徴に「給与連携」とあります。申し込む前に確かめます
  • 料金の確認日を書かずに社長へ出す — 料金は改定されます(マネーフォワードは2027年6月)。社内の資料にも確認日を残しておくと、翌年の見直しで迷いません

よくある質問

Q. freee人事労務とSmartHRは、両方入れる必要がありますか?A. 10人規模なら、たいていどちらか1つで足ります。freee人事労務は給与計算・年末調整・入退社の手続き(スターター以上)・勤怠(スタンダード以上)まで1つで回せます。SmartHRの¥0プランは給与計算を含みません。給与をfreee人事労務で回しつつ、従業員情報の入口だけSmartHRにする使い方もありますが、そのぶん契約とつなぎが1つずつ増えます。

Q. ジョブカンで勤怠だけ使い、給与はマネーフォワードにできますか?A. できます。マネーフォワード クラウド給与は、ジョブカン勤怠管理の勤怠データをAPI連携・CSVで取り込めます(クラウド給与と連携できる勤怠サービス)。ただし10人で給与をマネーフォワードで回すとビジネスプランになり、基本料金には勤怠5名分が含まれています。その枠を使わずに、ジョブカン勤怠管理(1ユーザー月200〜500円・月の最低2,000円・税抜。10人なら月2,000〜5,000円の推定。ジョブカン勤怠管理 プラン・料金)を別に払う形になります。勤怠の従量課金は、マネーフォワード クラウド勤怠の「従業員一覧」にいる在籍中の従業員数(月末時点)で数えます(従量課金対象はどのようにカウントされますか?)。勤怠をジョブカンで回す場合の数え方は、申し込む前にマネーフォワードに確かめてください。

Q. 年払いと月払い、どちらで比べればいいですか?A. 社長に出す額は、実際に払う方にそろえます。10人の試算で年払いと月払いの差は、A で年約3.6万〜5.0万円、B で年18,000円(改定後は24,000円)です。SmartHRの有料プランは年1回の一括払いです。

まとめ

  • 先に 顧問税理士の対応 で会計ソフトを決め、次に 今の給与・勤怠 を変えるかで A・B・C を絞る
  • 10人の年額(税抜〔freee会計は仮定〕・年払い・推定)は、A 約24.0万円(会計スタンダード)・約19.8万円(会計スターター。給与の仕訳連携は要確認)、B 約16.2万円(改定後 約16.8万円)、C 約16.8万〜21.0万円(給与→会計の道は要確認)
  • 一人担当には、年額の差より 契約とつなぎの本数 が効きます。1社でそろえる A・B は問い合わせ先が1つ、C は3つ

次に決めること: